【直球緩球】コナカ・湖中謙介社長 価格競争より品質を追求
－－消費が低迷し、競争が厳しくなる中、どのような成長戦略を描く 「消費者ニーズの変化の速さに合わせ、会社のあり方を変える。紳士服店は郊外に車で買いに行くお客さまが多かったが、最近は駅近辺などに変わってきている。高い収益が見込める立地への店舗展開と商品開発を進めていく」 －－国内の出店計画は 「今期（平成２５年９月期）は１５店舗以上、来期も同程度の出店を考えている。未出店の県もあり、国内の出店余地は残っている。将来的には全都道府県での出店を目指す」 －－デフレの影響で価格競争が激化している 「安くすれば販売が伸びるとは思っていない。当社は、その価格で顧客の求める品質以上の商品を提供し続ける。売り上げ規模よりも、将来的に生き残っていく可能性の高い安定した企業を目指す」 －－海外事業にも力を入れている 「２月に１号店を出店したタイは好調だ。東南アジアでのスーツ需要が予想以上に高まっていると感じた。タイでは年内に５店舗を出店し、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマーなど周辺諸国にも店舗を拡大する。中期的に海外の売上高を全体の１５～２０％にしたい」< 前のページ12次のページ >
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