家電大手3社、株価回復に転じ大納会終える シャープ300円台、パナ500円台…
28日の大納会終値で、ソニー、パナソニック、シャープの家電3社は、株価最悪期から脱出した。しかし、年明けには4-12月期決算の発表が待ち受けており、この結果次第では再び株価を大きく下げることになりかねない。 自己資本の減少が続き、3社のうち最も経営が厳しいとされるシャープは303円で大納会を終えた。昨年度の最終赤字3760億円に対し、今年度はさらに巨額の4500億円まで膨らむと11月1日に発表。さらに台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業による資本投下も話が進まず、株価は秋に急落。1月4日には690円あった株価が10月18日には142円まで下がった。 しかし、米クアルコム社による資本参加や国内主力行からの融資決定により、財務面では一息つけたことで、2倍以上の303円まで戻した。来年への明るさが出てきたが、主力の液晶事業やテレビ事業は引き続き厳しい状態が続いており、予断を許さない。 昨年度の7721億円に続き今年度も7650億円と2期連続でシャープを大きく上回る最終赤字が見込まれるパナソニックも、3月28日の年初来高値から下落が続いた。防衛ラインの500円を割り込み、11月6日には376円まで下げた。しかし、円安加速による相場全体の上昇に乗って、12月17日には一時500円台を回復。大納会終値では522円まで上げた。< 前のページ12次のページ >
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