2013年1月7日星期一

“松潤激似”習志野主将が嵐呼ぶ!/春高バレー

“松潤激似”習志野主将が嵐呼ぶ!/春高バレー
全日本バレーボール高校選手権第1日(5日、さいたまスーパーアリーナ)1回戦男女42試合を行い、男子は6年連続29回目出場の習志野(千葉)が、インド人の父を持つイケメン主将、アハンガル・ジュネイド(3年)らの活躍で鳥取商(鳥取)を2-0で下し、“初戦の壁”を突破した。女子は14年ぶりの優勝を目指す名門・古川学園(宮城)が、大黒柱・及川香菜(3年)の奮闘で長岡商(新潟)を破り2回戦に駒を進めた。

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 似ている。誰かに似ている。大事な局面でブロックや速攻を決め、隙のない圧勝劇へチームのリズムを維持した習志野の「1」番は、どこかで見た(?)爽やかな笑顔で終始仲間を鼓舞した。

 「誰かに似ている? 嵐の松本潤に似ている、といわれることはありますけど…」

 戦いを終えた古豪の主将は、上気した顔を一層赤くして、正直に明かした。インド人の父と日本人の母を両親に持つハーフで、姓がアハンガル、名はジュネイド。生まれも育ちも日本で、仲間からは「ジュネ」と呼ばれ、信頼を集める。

 「初めての広い体育館で、コンビが合うか不安はあったけど、いい感じで初戦を終えられた」

 初戦突破で胸をなで下ろしたのは、昨年の春高1回戦で番狂わせに泣いた先輩の無念を晴らしたから。「偉大な先輩」から主将を引き継いで以来、自らの求心力に悩みながらも、「仲間の顔をしっかり見る」ことで、大舞台に動じないチームの“和”を築いてきた。

 チームの最終目標は全国制覇だが、アハンガルにとっては6日の2回戦・とわの森三愛高(北海道)が次の関門。「インターハイで逆転負けを喫した相手。流れを引き戻すために、主将としてやれたことがあったのではないか? とずっと考えてきた」とリベンジを期し、彫りの深い顔を引き締め直した。

 似ている。その表情は確かに松潤そっくりだ。

 「そんなにモテませんよ。普通です、普通」

 キラリと光った真っすぐな瞳は、今大会に“嵐”を巻き起こす野望に満ちていた。【関連記事】 “柏井の鉄人”彩ちゃん、気合1勝! 名門復活へ!古川学園16人で進撃! 正智深谷、初出場飾れず涙 橘、エース柴海の活躍で競り勝つ 文京学院大女・田原、チームけん引
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